マスタリングGHIDRAを執筆しました

オライリー・ジャパンからマスタリングGHIDRAが出版されました。翻訳者の一人として関わっています。 原著はChris Eagleさん、Kara NanceさんによるThe Ghidra Book | No Starch Pressです。 Chris EagleさんはThe IDA Pro Bookを執筆したことで知られています。

Amazonでは円安の影響(?)なのか原著(Kindle版、物理本ともに)よりも1000円安く売られています。 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0Ghidra-%E2%80%95%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%AE%8C%E5%85%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB-Chris-Eagle/dp/4873119928/www.amazon.co.jp

監訳をしていただいた方による紹介記事です。

www.scientia-security.org

以前マイナビ出版から刊行されたリバースエンジニアリングツールGhidra実践ガイドに引き続き、2冊目のGhidraをテーマにした著書になりました。「GHIDRA」と書名についているものの、ディスアセンブルの仕組みの解説から始まる本なので、リバースエンジニアリングに興味がある人なら誰でも楽しめる本になっていると思います。Ghidraなどのリバースエンジニアリングツールのディスアセンブル機能は完璧ではなく、しばしば失敗します。その結果を修正するためにディスアセンブルの仕組みは知っておくべき知識ですが、これまでこの部分を解説した和書はなかったと思います。また、日本語版の独自の特典として付録Bでは、Ghidraに最近搭載されたデバッガについても解説しています。

リバースエンジニアリングツールGhidra実践ガイドは3月に韓国語版が出版されました。見本誌をもらいましたが何を書いてあるかは何も分かりませんw 表紙は凹凸加工されていて原著より凝ってるなと思いました。翻訳してくれた人には感謝です。